中国に行く、その前に! その2.隔離準備編

2022/04/14

中国生活

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さて、いざ中国に向かうとなった場合、現地で最初に待ち受ける困難とは……

そう、『隔離』です。

日本で行われている自主隔離()とは比べ物にならない過酷な生活が待っています。
地域差はあれどPCR陰性で原則3週間もホテルの1室に軟禁されます。
(陽性は強制入院隔離です。)
どのホテルに隔離されるかは事前にわからないため100%運です。
運が良ければ3DK、20畳のリビング、豪華な内装と快適ルームである一方、
運が悪ければ壁も床も養生シート、換気機構がない、日本のビジホ以下
など明らかに質の悪い、生活可能なのか怪しい部屋が割り当てられることもあります。
ちなみに宿泊料に多少の差はあるもののそこまで大きな差はついていないようなので
『汚部屋だから安い!』とか『コスパがいい!』とかは全くありません。
損しかない
広州や深圳近辺の場合は1泊350~400元(約7,000~8,000円)ぐらいです。

さて、3週間もの隔離生活となるとそこそこの準備が必要となります。
そこで今回は隔離生活に焦点を絞って準備してみましょう!

食事編

まず、数多の隔離者を苦しめたのは『食事』です。
日本の隔離では食料は自己調達となっているためコンビニやらレストラン、居酒屋と自由に移動できてしまっているようですが、中国ではそうはいきません。
原則ホテルが提供する弁当のみとなります。
この弁当は現地の方にとっても不評で、味変したり持ち込み食糧で凌いでいるようです。
ちなみに食費については宿泊料と別に請求が来ます。
広州空港、深圳空港近辺のホテルですと1日3食で100元(約2,000円)のようです。
内訳としては朝20:昼40:夕40です。
ホテル提供だし2000円は安いんじゃないか?と感じる人もいるでしょうが、
出てくる食事の質や物価を考えるとほぼボッタクリです。
知る中で最悪のケースは茹で野菜と醤油だけで40元(約800円)とられた人でしょう。

調味料 - 何とか工夫して食べてみよう

まず定番は
・醤油
・塩コショウ
・コショウ
でしょう。
どちらも中国の味に使っても違和感があまりありません。
塩コショウは便利ですが摂りすぎに注意しましょう……
ちょっと変則的な持ち込み例ですと
・ワサビ
・ショウガ
・ウェイパー
もあります。
特にウェイパーは中華料理に使用しますし相性は良いでしょう。

ご飯の供 - お口直しに

持込で比較的多かったものは
・ふりかけ
・インスタント味噌汁
・佃煮
でした。
ふりかけにいたってはほぼ全員が持ち込んでいました。
他にも極少数例ですが韓国のりという方もいました。
確かにふりかけよりは栄養もマシかも……?
これらの意見からお弁当用の小パックの食品も使えるんじゃないかなと思います。

↓佃煮のパックとかいいかも?
タカ食品工業

インスタント食品 - そもそも弁当を食べないという選択肢

ある意味究極ともいえる選択肢ですが、不味いのなら食べなければいいんです。
・レトルトカレー
先述のご飯の供と同じような使い方になります。
弁当用のレトルトカレーやレトルトシチューだと数もそろえられていいかもしれません。
・カップ麺
とりあえず満腹にするだけならこれでいいでしょう。
これだけで過ごすのは危険ですので不味くて食べられない時だけしましょう。
10食持ち込んだ方もいましたが1週間で食べきってしまった挙句体調を崩したそうです。
ペース配分、大事。

サプリメント類 - 食べない分は何とか補充

・エビオス錠
変なイメージがついてくるかもしれませんがサプリメントとしてはコスパがよく優秀です。
タンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸……と隔離中不足しやすい栄養が含まれています。

乳酸菌類の増加に一役買ってくれますのでお腹事情の改善も期待できます。
より効果の高いエビオス整腸薬もオススメです。
ただし、高タンパク・高プリン体食品であるため尿酸値を跳ね上げますので充分な水分補給、摂りすぎに注意しましょう。
同じような理由で『強力わかもと』も総合栄養サプリメントとして活用できるでしょう。
他にもマルチビタミンやミネラル系のサプリメントも併用していいかもしれません。
カルシウムや鉄分はかなり不足すると思います。
ただしサプリメント全振り、過剰摂取だけはやめましょう!

お菓子類 - 息抜きも大事

甘味は慣れない食事や生活のストレスを和らげてくれます。
多少なりとも持ち込むことをオススメします。
個包装タイプやついでに多少の栄養が補給できるものがオススメです。

そう、『ビスコ』ですね!

日本からお土産のつもりで持ち込んだが隔離生活に耐えきれず食べてしまったという例が少なからずあるようです。

飲料系 - 基本は水しかありません

隔離中にホテルから提供される飲料は弁当についてくる300ccのパック飲料と水だけです。
お茶、コーヒーが飲みたい場合はティーパックや粉末を持ち込むほかありません。
今までで一番の猛者は麦茶パック持ち込みで大量の麦茶を生産していた方です。
体積当たりで考えると一番量が作れますので合理的かもしれません。
ただし、冷蔵庫がない部屋も多いので保存には注意が必要です。

衣服編

ぶっちゃけ隔離に向けて特別な衣服を準備する必要はありません。
ただし、隔離中は洗濯ができないため、手洗い用の洗剤を準備し、衣服も多少傷んでもよくて見た目もさほど悪くないものを準備しましょう。

住居編

ここもさほど特別な準備は必要ないでしょう。
そもそもここで色々な準備が必要でしたらホテルとして破綻してますからね。

それでも!

あった方が良いもの、隔離者たちの経験からいくつかオススメを挙げていきます。

衛生関連

・消毒用品
アルコールティッシュは消毒から掃除にも使えて便利です。

・ ボディタオル
場所も取りませんし、隔離後の生活でも使えますのでオススメです。

電器関連

まず中国のコンセントの電圧は220Vですのでそこに対応しているかどうか確認しましょう!
形状は2本板(A型アースなし)のものであれば使用可能です。
中国の家電でもよく見かけるタイプですので。
ただし、アース有の場合は使えないケースもあります。
(中国は複数形状が混在している国なので最初からメス側がマルチタイプなんです)

・ゲーム機
娯楽が非常に乏しいため持ち込めるなら持ち込んだ方が良いです。 
Switchを持ち込む方が多いようですが、Switchはあちこちでバッテリーを使用しているため、手荷物と預け荷物に分ける、複数人で分担する、など持ち込み方に注意が必要です。 持込制限にひっかかっているのがバレると空港で没収されます。
実はSwitchって海外に持っていくのすごく面倒なんですよね。
 
・タブレット、ノートPC
ほぼゲーム機と同じ理由ですがあった方が良いです。タブレットはスマホがあるからいらないよ、という方もいらっしゃいますが動画やらゲームやらタブレットの方が画面が大きい分ゆったり見ることができるのでオススメです。

・充電器
予備の充電器、充電ケーブルも含めて必ず持っていきましょう。結構壊れます。


とりあえず思ったことをつらつらと書き連ねました。
色々書いてるとキリがなくなっちゃっていつまでも投稿できないんですよね~(。・ヮ・。)
今後も思いついたものは書き加えていきます。



実際の隔離生活は隔離生活編にてお届けします。 

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